SSDについて、まとめてみました。
みなさん、こんにちは。
どうも、サイタマです。
今回は、前回の続きになります。
SSDのメリット
前回は、SSDの最大の特徴である「データへのアクセス時間が速い」ということを説明しました。
今回は、SSDに隠されたメリットとデメリットについて、まとめてみました。
1)駆動音がない
前回、HDDはディスクにデータを保存し、SSDはメモリチップにデータを保存していることを説明しました。
この両者の違いとして特徴的なのは、HDDはディスクによる保存のため、回転音の「ヴィーン」という音が聞こえることです。
このディスクの回転音って、結構気になりますよね?
SSDは、ディスクを使用していないので、この煩わしい音から解放されます。
2)低電力・低発熱
HDDとは違い、低電力・低発熱もSSDの特徴の1つです。
HDDでは、常にディスクを回転させるために、常時電力を使用しています。
さらに、HDDは熱に弱い性質を持ってるので、消費電力が多いと、ディスクの回転数が増え、結果的に劣化が早く進みます。
一方、SSDはデータアクセス時にしか、電力を大量に消費しませんから、発熱は起こりにくいとされています。
3)衝撃に強い
SSDは、物理的な駆動パーツがありませんので、データアクセス中に振動・衝撃を与えたとしても、アクセスエラーになることはHDDに比べて少ないです。
もともとHDD自体が、衝撃に弱い特徴を持っていますので、多少の振動でもパソコンはフリーズしやすいのです。
基本的に、CDやDVDなど物理的な駆動パーツを使用しているものは、衝撃に弱いですので、取り扱いには注意が必要です。
SSDのデメリット
上記では、HDDより優れている点を紹介しましたが、もちろんSSDにもデメリットは存在します。
1)高価
みなさんは、SSDの1GBの価格をご存知でしょうか?
現在、HDDの1GBが5円に対して、SSDの1GBは平均45円と、HDDの10倍弱の価格差になっています。
SSDも以前より普及しているので、値段は下がりつつある傾向になっていますが、依然として価格は高いままです。
SSDの高い理由については、明確な理由は分かりませんが、1つはSDDのメーカーが少ないために価格競争が起こりにくいという点があげられます。
2)書き込み回数に上限がある
SSDは、書き込める回数に制限があります。
明確な上限回数は、SSDの品質や性質により異なります。
またSSDは、一度記録したデータを10年から数十年程度しか保持することができないため、数十年という長期間データを保持したい場合は、データ保持期限内に再書き込みを行う必要があります。
そのほかにも、SSDは衝撃に強いですが、静電気など電気的な影響に脆弱な要素を含んでいます。
まとめ
有能と思えるSSDにも、デメリットが存在します。
特に、長期的な保存に適さないのが、記憶装置として一番ネックになっていると感じてます。
環境による耐久性の劣化は、仕方ない部分がありますが、性質上、長期的な保存に適していない点が、普及しづらい理由の1つなのかもしれません。
もともと、SSDはデータへのアクセスを速くする目的で使用され始めた経緯がありますから、あまり長期的な保存は重要視されていないのかもしれませんね。
自分が使用しているSDD
今現在私は、サンディスク製のSSDを使用しています。
SanDisk SSD UltraII 480GB 2.5インチ [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDHII-480G-J26
- 出版社/メーカー: サンディスク
- 発売日: 2015/11/13
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特徴としては、メーカー保障3年という長期的な保障がついています。
まだまだ、SSDの信頼性の部分に懸念がありますが、メーカー保障3年というのは、かなりのストロングポイントだと感じています。
使用してみて、パソコンの起動が早い、アプリの起動が早い、駆動音がないなど、比較的安定して稼働しているため、満足しています。
おすすめSSD
SanDisk SSD Extreme PRO 240GB [国内正規品] メーカー10年保証付 SDSSDXPS-240G-J25
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このSSDも同じ、サンディスク製のものなんですが、なんとメーカー保証10年という長期保証がされています。
SSDの耐久性は電気的な要素による経年劣化が懸念されているので、保証期間10年というのは最大の魅力の1つになると思います。
SSDを検討している方は、ぜひサンディスクも視野に入れてみてはいかがですか?
ただし、いつデータを失うかはわかりませんので、常にバックアップは忘れずに