SELECT文の使い方
みなさん、こんにちは。
どうも、サイタマです。
本題に入る前に、お知らせがあります。
この度、自分のネームを改変いたします。
今回からは、「さいばーきゃっと」として活動を行っていきますので、今後ともよろしくお願いします。
前回は、簡単にSELECT文の概要に触れましたので、今回はいよいよ、SELECT文の使い方について説明していきます。
SELECT文の基本構文
前回も説明しましたが、SELECT文は、SQLの中でも基礎でありながら、使用頻度が高い文です。
SELECT文は基本的に、「SELECT句」と「FROM句」の2種類によって、構成されています。
各句の概要について、まとめてみましたので、ご覧ください。
句 | 説明 |
---|---|
SELECT句 | 射影したい列名を指定する。(複数の列も指定可能) ※すべての列を参照するときは、列名ではなく、「*」を入力する |
FROM句 | 射影したい列が含まれている表名を指定する |
上記の表で、「SELECT句」と「FROM句」の役割は理解できたと思います。
次にどのように構成するのかを説明します。
例えば、参照する列を指定する場合は、下記のような構文になります。
SELECT 列名[,列名]
FROM 表名
いかがでしょうか?
SELECT文の使い方は、意外に簡単ですので、まずは上記の構文から覚えていきましょう。
SELECT文を使ってみよう
実際に、SELECT文を使用すると、どのように列が射影するのかを説明したいと思います。
下記の「生徒情報」の表を使用し、SELECT文を使ってみましょう!
まずは、列名の「名前」のみを射影したい場合は、下記の構文になります。
SQL> SELECT 名前
2 FROM 生徒情報
この構文は、「SELECT句」で「名前」の列を指定し、
「FROM句」で「名前」の列が含まれている「生徒情報」の表名を指定しています。
このような構文になると以下のように、指定した列が射影されます。
SELECT文で、「名前」の列のみ指定しましたので、「生徒情報」の表から「名前」の列のみを射影しました。
では次に複数の列を射影してみましょう!
今回は、「名前」と「部活」の列を射影しますので、以下の構文になります。
SQL> SELECT 名前,部活
2 FROM 生徒情報
このような構文になると以下のように、指定した列が射影されます。
今回は複数の列名が射影されましたね。
もちろん、表に存在するすべての列を射影することもできます。
SELECT文の基本的な構文は以上になります。
次回は、さらにSELECT文の細かい内容を説明していきます。