とあるITエンジニアたちの備忘録

新米エンジニア5人がお送りする、ちょっとためになる話

SQL ~SELECT文~

みなさん、こんにちは。

どうも、サイタマです。

 

今回は、SQLコマンドの1つである「SELECT」について、解説していきます。

数あるSQLコマンドの中でも、SELECT文は基礎でありながら、非常に重要な役割を持っています。

 

そもそも、データベースって何のためにあるのでしょうか?

データを管理するため、と答えることが多いと思いますが、このデータを管理するのは、あくまで「手段」であり、「目的」はデータを活用することです。

 

ここでいうデータの活用とは、すなわち「検索」のことです。

みなさんがグーグルやヤフーの検索エンジンで、情報を検索して、活用していますよね。

 

みなさんが、いつもグーグルやヤフーでしている検索は、SQLでいう「SELECT文」と一緒なのです。

 

データベースというのは、活用されて初めて、その真価を発揮することできます。

そのためには、莫大なデータを一元管理できるシステムが必要です。

これを実現可能にしたのが、リレーショナルデータベースです。

 

本題に戻りましょう。

SELECT文はまさしく、データベースを活用するうえで、最も重要なコマンドなのです。

 

SELECT文

SELECTコマンドは、SQLのコマンドのタイプに分類すると、データ操作言語(DML)に位置づけられます。

以前も説明したように、このデータ操作言語は、主に「表の行を操作する」時に使用します。

 

実際にSELECT文は、どのような操作をするのかを説明いたします。

SELECT文の機能は、「表に格納されている行」を取得することです。

また、行を取得する機能には、さらに3つの種類があります。

 

機能説明
射影 表から取得した行の中から参照したい列を選択できる機能
選択 表から条件に合った行を取得する機能
結合 複数の表を値のリンクによって1つにする操作

 

それぞれの機能によって、SELECT文の基本構文は違ってきます。

実際に、どのようにSELECT文を使用するのかを、

次回以降に説明していきます。