WHERE句の条件式 ~論理演算子~
みなさん、こんにちは。
どうも さいばーきゃっとです。
前回までは、主に比較演算子について解説しましたので、今回から「論理演算子」について、解説していきたいと思います。
論理演算子
この論理演算子は、WHERE句に複数の条件を指定したり(AND、OR)、後続する条件の評価がFALSEの場合にTRUEを戻したり(NOT)するときに、使用します
論理という言葉を聞くと、どうしても難しく感じてしまいがちですが、この「論理演算子」は、3つの種類の違いをしっかり理解していれば、そこまで難しくありません。
論理演算子の種類
論理演算子は、以下の3つの種類がありますので、覚えておきましょう。
上記では、各論理演算子の定義を記述していますが、言葉ではわかりにくいと思いますので、以下に各論理演算子の条件式を一覧表にまとめました。
論理演算子の概要を説明しましたので、次に、どのように使用するか解説いたします。
AND演算子の使用方法
AND演算子は、「前後にある条件が両方ともTRUEの場合」に、TRUEを戻します
例えば、以下の表から、「点数が80点以上で、かつクラスが3組の生徒」を選択する場合に、AND演算子を使用します。
上記の条件では、「点数が80点以上」と「クラスが3組」の2つの条件が存在していますよね。
比較演算子では、複数の条件を指定することができませんでしたが、論理演算子では、上記のような複数の条件を指定して、検索することできるのです。
実際に、上記の条件でSQL文を作成すると以下になります。
すると結果は、以下になります。
いかがでしたでしょうか?
次回は、残りの論理演算子の「OR」と「NOT」について、解説していきます。