SELECT文の使い方 ~ データのソート(並べ替え)~
みなさん、こんにちは。
どうも、さいばーきゃっとです。
今回は、SELECT文で使用できるデータのソートについて、紹介していきます。
唐突ですが、
みなさんは、以下の表から、英語の点数が80点以上の生徒を、点数が高い順に選択する場合、どのようなSELECT文を記述しますか。
まず、英語の点数が80点以上の生徒を選択する場合、以下のようなSELECT文になりますよね。
このSELECT文により、以下のようにデータが選択されました。
しかしこれでは、「点数が高い順に選択」ではありません。
このように、高い順や低い順にデータを並べ替えたいときは、「ORDER BY句」を使用します。
ORDER BY句(並べ替え)
SELECT文では、ORDER BY句を使用することで、大きい順、小さい順などにデータを並べ替えることができます。
小さい数から大きい数の順番に並べ替えることを「昇順」といい、大きい数から小さい数の順番に並べ替えることを「降順」といいます。
ORDER BY句を使用した構文は、以下になります。
原則、「ORDER BY句」はSELECT文の最後に、記述します。
用語解説
いきなり基本的な構文を見ても、よくわからないと思いますので、実際にORDER BY句を使用してみましょう。
昇順に、並べ替えるとき
では、以下の表を点数の低い順に並べ替えてみましょう。
昇順に並べ替えるときは、「ASC」を使用します。
上記の表を、点数の低い順に並べ替えるSELECT文は、以下のようになります。
実行結果が、以下の表です。
降順に並べ替えるとき
次に、以下の表を点数の高い順に、並べ替えてみましょう。
降順に並べ替えるときは、DESCを使用します。
上記の表を、点数の高い順に並べ替えるSELECT文は、以下のようになります。
実行結果が、以下の表です。
WHRER句とORDER BY句
では、以下の表を英語の点数が80点以上の生徒を、点数が高い順に選択する場合は、どうすればいいでしょうか。
難しく考える必要はありません。
SELECT文にWHERE句が含まれていても、ORDER BY句の記述は変わりません。
以下が、英語の点数が80点以上の生徒を、点数が高い順に選択するためのSELECT文です。
実行結果が、以下の表です。
データを活用していると、ソート(並べ替える)を使用することが、非常に多いですので、SQLでのデータのソート方法は覚えておきましょう。
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