PCモニターの性能解説
みなさん、こんにちは。
どうも、さいばーきゃっとです。
今回は、前回の記事で、説明できなかった部分を中心に説明していきます。
解像度
前回の記事では触れませんでしたが、解像度は映像を表示する上で、最も重要な概念になります。
そもそも「解像度」とは、画面の「繊細さ」を表しています。
ディスプレイやテレビの画像・映像というものは「小さな点の集まり(画素)」で作られており、それらの点を別々に制御することで映像を表示しています。
例えば、解像度が 「1920×1080」 の場合、横は最大 1920 ドット、縦は最大 1080 ドットでの表示が可能になります。
つまり、ディスプレイやテレビとしては、解像度の数値が大きいほど高性能と位置付けられます。
・)メリット
具体的に、解像度が高いと映像がはっきりと認識できます。
一方、解像度が低いと、映像がぼけてるように表示されます。
ですので、映像やゲームの画面などを表示する場合、可能な限り高い解像度で表示した方が、細かくて美しい映像を楽しむことが出来ます。
・)デメリット
ただし、パソコン用のディスプレイの場合、解像度が高くなるほど、文字や画像の大きさは小さく表示されます。
また、PCモニターの性能上、解像度が「1920×1080」であったとしても、映像を表示させるパソコンが、解像度「1920×1080」に対応していなかった場合、
PCモニターでは、映像を解像度「1920×1080」で表示することはできません。
結局、映像出力機器の性能に依存してまう点がデメリットといえます。
コントラスト比
「コントラスト」とは、最も暗い部分と最も明るい部分の輝度の「差」を表します。
簡単に言うと、最も暗い部分を黒として、最も明るい部分を白とした時に、最も明るい白をどのぐらいはっきり表示できるかを、比率の数値で示したものです。
例えば、コントラスト比が「1000:1」の場合、黒の1000倍の強さで白を表示できるということになります。
コントラスト比は数値が大きいほど、明るいところと暗いところのメリハリを付ける事ができ、クッキリとした画像を映すことが出来ます。
実際、コントラスト比が低いと、薄いグレーの線などが、はっきりと認識できなくなります。
ですので、コントラスト比が高いほど高性能と考えていいでしょう。