とあるITエンジニアたちの備忘録

新米エンジニア5人がお送りする、ちょっとためになる話

PCモニターの性能解説

 

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みなさん、こんにちは。

どうも、さいばーきゃっとです。

 

今回は、前回の記事で、説明できなかった部分を中心に説明していきます。

 

itsoldier0901.hatenablog.com

 

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解像度

前回の記事では触れませんでしたが、解像度は映像を表示する上で、最も重要な概念になります。


そもそも「解像度」とは、画面の「繊細さ」を表しています。


ディスプレイやテレビの画像・映像というものは「小さな点の集まり(画素)」で作られており、それらの点を別々に制御することで映像を表示しています。

 

例えば、解像度が 「1920×1080」 の場合、横は最大 1920 ドット、縦は最大 1080 ドットでの表示が可能になります。

つまり、ディスプレイやテレビとしては、解像度の数値が大きいほど高性能と位置付けられます。

 

・)メリット 

具体的に、解像度が高いと映像がはっきりと認識できます。

一方、解像度が低いと、映像がぼけてるように表示されます。

ですので、映像やゲームの画面などを表示する場合、可能な限り高い解像度で表示した方が、細かくて美しい映像を楽しむことが出来ます。

 

・)デメリット

ただし、パソコン用のディスプレイの場合、解像度が高くなるほど、文字や画像の大きさは小さく表示されます。

また、PCモニターの性能上、解像度が「1920×1080」であったとしても、映像を表示させるパソコンが、解像度「1920×1080」に対応していなかった場合、

PCモニターでは、映像を解像度「1920×1080」で表示することはできません。

結局、映像出力機器の性能に依存してまう点がデメリットといえます。

 

コントラスト比

コントラスト」とは、最も暗い部分と最も明るい部分の輝度の「差」を表します。

簡単に言うと、最も暗い部分を黒として、最も明るい部分を白とした時に、最も明るい白をどのぐらいはっきり表示できるかを、比率の数値で示したものです。


例えば、コントラスト比が「1000:1」の場合、黒の1000倍の強さで白を表示できるということになります。

 

コントラスト比は数値が大きいほど、明るいところと暗いところのメリハリを付ける事ができ、クッキリとした画像を映すことが出来ます。

実際、コントラスト比が低いと、薄いグレーの線などが、はっきりと認識できなくなります。

ですので、コントラスト比が高いほど高性能と考えていいでしょう。