とあるITエンジニアたちの備忘録

新米エンジニア5人がお送りする、ちょっとためになる話

SELECT文の使い方

みなさん、こんにちは。

どうも、サイタマです。

 

本題に入る前に、お知らせがあります。

この度、自分のネームを改変いたします。

今回からは、「さいばーきゃっと」として活動を行っていきますので、今後ともよろしくお願いします。

 

前回は、簡単にSELECT文の概要に触れましたので、今回はいよいよ、SELECT文の使い方について説明していきます。

 

SELECT文の基本構文

前回も説明しましたが、SELECT文は、SQLの中でも基礎でありながら、使用頻度が高い文です。

SELECT文は基本的に、「SELECT句」と「FROM句」の2種類によって、構成されています。

 

各句の概要について、まとめてみましたので、ご覧ください。

 

説明
SELECT句 射影したい列名を指定する。(複数の列も指定可能)
※すべての列を参照するときは、列名ではなく、「*」を入力する
FROM句 射影したい列が含まれている表名を指定する

 

上記の表で、「SELECT句」と「FROM句」の役割は理解できたと思います。

 

次にどのように構成するのかを説明します。

例えば、参照する列を指定する場合は、下記のような構文になります。 

SELECT 列名[,列名]

FROM 表名

 

いかがでしょうか?

SELECT文の使い方は、意外に簡単ですので、まずは上記の構文から覚えていきましょう。

 

SELECT文を使ってみよう

実際に、SELECT文を使用すると、どのように列が射影するのかを説明したいと思います。

 

下記の「生徒情報」の表を使用し、SELECT文を使ってみましょう!

f:id:cloudy0901:20160405010443p:plain

 

まずは、列名の「名前」のみを射影したい場合は、下記の構文になります。

SQL> SELECT 名前

   2 FROM 生徒情報

 この構文は、「SELECT句」で「名前」の列を指定し、

「FROM句」で「名前」の列が含まれている「生徒情報」の表名を指定しています。

 

このような構文になると以下のように、指定した列が射影されます。

f:id:cloudy0901:20160405011018p:plain

SELECT文で、「名前」の列のみ指定しましたので、「生徒情報」の表から「名前」の列のみを射影しました。

 

では次に複数の列を射影してみましょう!

今回は、「名前」と「部活」の列を射影しますので、以下の構文になります。

SQL> SELECT 名前,部活

   2 FROM 生徒情報

 

このような構文になると以下のように、指定した列が射影されます。

f:id:cloudy0901:20160405011622p:plain

今回は複数の列名が射影されましたね。

 

もちろん、表に存在するすべての列を射影することもできます。

 

SELECT文の基本的な構文は以上になります。

次回は、さらにSELECT文の細かい内容を説明していきます。