仮想マシン(VM)を知ろう!
みなさん、こんにちは。
どうも、サイタマです。
前回は仮想環境について、説明しましたので、今回は「仮想マシン(VM)」について、さらに深く触れていきたいと思います。
仮想マシン
仮想マシン(VM)は、コンピュータ上に仮想環境を構築し、異なるOSを動かすことができるソフトウェアのことです。
よく仮想環境を構築するソフトウェアを「エミュレータ」と呼びます。
あまりなじみのない言葉ですので、イメージしにくい方も多いと思います。
IT業界で使う「エミュレータ」とは、模倣装置によるシミュレーションというイメージで問題ありません。
ですので、「エミュレータ」=「仮想マシン」と覚えるのがいいでしょう。
一番身近なもので説明すると、「ゲームエミュレータ」が理解しやすいのではないでしょうか。
例えば、この「ゲームエミュレータ」を使用すれば、PlayStation4で、WiiUのシステムを模倣しPlayStation4の本体で、WiiU専用のソフトウェアが使用できるというイメージです。
つまり、PlayStation4のシステム上に、WiiUのシステムも仮想的に構築したことになります。
このようなことができるのが、「仮想マシン」の特徴なのです。
仮想マシンのメリット
上記の説明は、仮想マシンの用途の一例にすぎません。
実際は、
- 新しいシステムで、古いソフトウェアを実行する場合(互換性)
- コンピュータ上で、異なるOSを同時に実行させる環境を構築する場合
で使用されることが多いです。
メリットとしては、
「仮想マシン」がフリーズしたり、OSに不具合が発生した場合に、「仮想マシン」を終了させれば、メインのシステムに影響しないという点があげられます。
「仮想マシン」自体が、メインのシステムと独立しているので、もし「仮想マシン」に不具合が生じても、もとのOSである Windows に影響はなく、簡単に再起動させることができます。
さらに「仮想マシン」は、通常のアプリケーションのようにウィンドウで起動するので、他のアプリケーションと同時平行で作動できるのもメリットの1つです。
また、専門的知識も必要なく、現在のOS、保存しているデータをそのまま残したまま、別のOSを稼動させることができるので、初心者の方でも、安心して使用することができます。
仮想マシンについての勉強が一通り終えたら、オラクルの仮想環境を構築する予定です。